APDDロゴ 第2回APDDシンポジウム

   

開催趣旨

2APDDシンポジウムを開催するにあたって

 
第2回APDDシンポジウム
組織委員会 委員長 池田敏彦
Ikeda

 昨年12月28日、待望のマイクロドーズ臨床試験実施に対する国のガイダンス案が意見募集の段階に入りました。医薬品開発支援機構(APDD: Association for Promoting Drug Development)では、東京大学薬学部杉山雄一教授を中心とするMD/eIND研究会のメンバーの先生方を中心にして特別委員会を構成し、このガイダンス案の下案を作成する作業を行ってきました。この地道な作業が実を結び、欧米には遅れたものの年内にはガイダンスが成立する見込みが立ったことは誠に喜ばしく、また国の積極的な姿勢を心から歓迎するものです。

 APDDでは, 2008年がマイクロドーズ臨床試験およびヒトにラジオアイソトープ(RI)を投与する試験の元年となることを祈念して,来る3月13日(木)に第2回APDDシンポジウム −我が国における早期探索臨床試験の夜明けを迎えて− を共立薬科大学記念講堂にて開催することとなりました。

 今回のシンポジウムでは、ガイダンス案の解説、そのQ&Aをはじめ、実際にマイクロドーズ臨床試験を実施する際に直面すると思われる色々な問題に対して回答を見出すべく、マイクロドーズ臨床試験実施のための治験薬GMP、放射線内部被曝線量評価、RI投与試験の倫理問題、PETを応用した臨床試験の展望、LC-MS/MS測定法の超高感度化、マイクロドーズ臨床試験結果を用いた臨床投与量での薬物動態予測、日本人における薬物動態の特徴、マイクロドーズ臨床試験実施の際のAPDDの役割など、多方面の切り口から産官学の講師による講演が予定されております。

このように、得るものの大変多い企画となっていますので、多くの皆様のご参加をお待ちいたします。

2008年1月吉日

 
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